レンダリングの拡張
Poser Proには、時間を節約するバックグラウンドレンダリングと、ネットワークレンダリングキューとQueue Managerが導入されています。ハイブリッドなFireFlyレンダリングエンジンは、イメージベーストライティングと環境閉塞による、写真のようにリアルなプロダクション品質のためのレイトレーシングが行えるマルチスレッドの64ビットのREYESレンダラです。マテリアル編集システムによって、ユーザーはワンタッチマクロを使って複雑なノードベースのマテリアルを自動的に作成できます。または可能性を無制限に高めるために、数学的関数、ライティング、変数、2Dテクスチャと3Dテクスチャのノードを手動で接続できます。
ネットワークレンダリング
ネットワークレンダリングキューによって、時間が節約でき、制作コストが下がります。クロスプラットフォームのレンダリングネットワークをセットアップして、ネットワークにレンダリングジョブを分配してから、スケジュールに適するようにレンダリングジョブを管理します。Queue Managerを使えば、分配したレンダリングを停止・再開したり、レンダリングをすべてスレーブマシンで行いながらマスターマシンで制作を続けたりすることができます。ネットワークレンダリングキューは、ネットワークでサポートしている数(ライセンスで決められている数)を上限としたネットワーク上のコンピュータにレンダリングジョブを分配します。
バックグラウンドレンダリング
Poser Proでバックグラウンドレンダリングを行えば、個人制作の生産性を向上することができます。バックグラウンドでFireFlyレンダリングエンジンを使って時間のかかる静止画のレンダリングを行いながら、Poserシーンで作業を行うことができます。バックグラウンドでレンダリングしながら、別のシーンファイルを開いたり閉じたり、プロジェクトを保存したり、作業を続けたりできるので、制作時間を最大限にできます。さらにQueue Managerによって、Poser Proファイルをバックグラウンドでレンダリングしたり、深夜にレンダリングすることができます。
64ビットレンダリングエンジン
Poser Proは64ビットFireFlyレンダリングエンジンを搭載し、高性能な64ビットマルチプロセッサシステムとハードウェアを活用します。FireFlyは、利用可能なシステムメモリを効率良く使って、とても複雑なシーンを可能な限り短時間でレンダリングします。64ビットレンダリングジョブをネットワークレンダリングキューで分配すると、さらにレンダリング時間を短縮することができます。FireFlyレンダリングエンジンは、32ビットシステムでもマルチプロセッサをサポートしています。