Poser 7 SR1アップデータについて
Poser 7のService Release 1のダウンロードありがとうございます。 このページでは、Service Release 1に関する重要な情報を記述しています。
Poser 7 Service Release 1は、お使いのPoser 7の全バージョンのアップデートを可能とし、当初リリースされたバージョンにおいて発生したいくつかの問題を解決するものです。Service Release 1をインストール済みのPoser 7上にインストールすることで、Poser 7をより安心してお使い頂けるようになります。e Frontier Americaは、安定した、豊富な機能を持つソフトウェア・ツールを作成することをお約束します。
内容
- Poser 7 Service Release 1のインストール
- Service Release 1で強化された点および修正されたバグ
- 既知の問題
- 一時ファイルの削除
- COPYRIGHT
Poser 7 Service Release 1のインストール
Service Release 1をインストーラを実行することによって、簡単なプロセスで既存のバージョンのPoser 7を最新版に更新することができます。Service Release 1をインストールする前に正式なPoser 7がお使いのコンピュータにすでにインストールされている必要があります。
注意:
Poser 7の店頭販売版に含まれる一部の内容を修正されている場合、Service Releaseではこれらの修正を上書きできません。またPoser 7のフィギュア、その他を更新することはできません。このような場合e Frontier Americaは修正された内容をバックアップし、オリジナルCDからPoser 7を再インストールすることをお勧めします。UIを制御するXMLファイルなども上書きされる可能性があります。このようなアプリケーション支援ファイルを一部修正されている場合、Service Release 1を適用する前にバックアップをとっておく必要があります。
Poser 7のコンテンツアップデータをあててない場合は、SR1アップデータに加えてそれをダウンロードしてインストールしてください。
SR1アップデータはコンテンツの更新内容は含んでいません。
Service Release 1のインストールは非常に簡単です。
『Poser 7-SR1J.exe』(Windows用)または『Poser 7 SR1J』(Mac OS X用)のアイコンをダブルクリックするだけです。
インストーラが、自動的にお使いのコンピュータからPoser 7アプリケーションを探しだし、必要なファイルを最新版に更新します。
インストールフォルダを直接ブラウズしたい場合は起動後『いいえ』を押してください。
このインストーラは、Poser 7日本語版の現在の全バージョンに対応、更新可能です。
弊社ではできる限りインストーラで起動できるアップデータを提供し続ける予定ですが、ユーザのPoserディレクトリの内容は、何だかの原因によって異なる場合があります。そのためアプリケーションのクリーン・インストールにはアップデータを使用するのが“最も安全”です。
Service Release 1で強化された点および修正されたバグ
■ FireFlyレンダリングエンジン
- 独立プロセスでのレンダリング中に不自然になる問題を解決。
- マルチスレッドレンダリングが有効でムービーを作成するときに安定するように改善。
- 3Dモーションブラーが有効のときに安定するように改善。
- レイトレーシングのデータベースをより最適化して安定するよう修正。
- メモリ不足でレイトレーシングのデータベースのセットアップが失敗する場合、自動的にレイトレーシングがオフになるように修正。
- FireFlyレンダリングをキャンセルするときに表示されるダイアログ「レンダリング中に問題が発生しました...」を解決。
- 3Dモーションブラーで透明な表面の品質とメモリの消費を改善。以前のバージョンに比べて見た目が違いますのでご注意ください。
- 独立プロセスでレンダリグできるように改善。(Mac OS X Pantherのみ)
- 独立プロセスでレンダリングイメージが不自然になる問題を解決。(Mac OS Xのみ)
■ スケッチレンダリング
- スケッチデザインのプリセットを改善。
■ プレビューレンダリング
- 透明のプレビューで特定のマテリアルを適用すると壊れる問題を解決。(OpenGL ハードウェアシェーディングのみ)
- 特定のマテリアルを適用するとプレビューが壊れる問題を解決。(OpenGL ハードウェアシェーディングのみ)
- 強化された透明のマルチレイヤーの問題を解決。(OpenGL ハードウェアシェーディングのみ)
- 透明のプレビュー設定を持続できるように改善。
- プレビューウインドウで現在選択されている、または有効になっているアイテムを常に赤いアウトラインで表示するように改善。
■ ファイル I/O
- LWOフォーマットのマルチフレームの書き出しを修正。
- ムービーのテクスチャノードのファイルを検索できるように修正。
- ウェブブラウザでファイルをダウンロード中の背景にファイルを開く時に表示されるウインドウがある場合に不安定になる問題を解決。(Mac OS Xのみ)
- 合成モードの追加でアニメーションレイヤーを設定して保存できるように修正。
- バンプマップのハンドリングが安定するように改善。
- 解凍されたREMポーズファイルを使って投入されたモーフターゲットを削除できるように修正。(Windowsのみ)
- 代替ジオメトリパスのハンドリングが安定するように改善。
- OBJファイルを取り込んだあとに不安定になる問題を改善。
- イメージを書き出すときに「拡張子を隠す」オプションを追加。(Mac OS Xのみ)
- 大きいオブジェクトを削除するときの処理能力を改善。
- 「ボディの小道具が見つかりません」というエラーが起きる問題を解決。
- サードパーティーのフィギュアでバイナリモーフターゲットが含まれているシーンを保存したときにファイルが読めなくなる問題を解決。
- 3DSファイルから読み込んだ小道具を「取り消し」で削除するときにクラッシュする問題を解決。(Mac OS Xのみ)
- 3DSのサイズが64Kエレメントの制限を越えると、書き出しでファイルが壊れる問題を解決。
- 3DSファイルの読み込みで表示されるエラーメッセージを送信した後にフリーズする問題を解決。
- 歩行デザインでPWKファイルの取り込みを容易にするためのフォーマットフィルタを修正。 (Windowsのみ)
- 画像の色を24bitでBMPイメージを書き出すときの互換性を修正。
- OBJ書き出し:MTLファイルは特定のテクスチャを共有した全てのマテリアルにテクスチャ情報が含まれるように修正。
- Runtimeの外部にあるアイテムのファイル検索を速くできるように改善。
- JCM/JSMの外部バイナリモーフターゲットが不安定な問題を解決。
- バンプマップテクスチャのファイル検索を改善。
- JPEGで書き出すときに解像度を指定できるように改善。
- レンダリングサイズのダイアログで指定した解像度(ピクセル/インチ)でイメージを書き出しできるように改善。
- BVHを書き出すときに取り消しを引き起こす問題を解決。
■ ライブラリ
- フィギュアを変更するときに「デフォーマをフィギュアに適用したまま保持」を有効にするとシーンが壊れる問題を解決。
- コレクションにアイテムを追加するときにオリジナルファイルが壊れる問題を解決。
- コレクションタブからコレクションを作成するときにRuntimeフォルダが表示される問題を解決。(Mac OS Xのみ)
- 構成されたファイルがない場合、ユニバーサルポーズを適用しないように修正。
- ライブラリから新規に追加したカメラを適用するときに理由もなくカメラオブジェクトを作成する問題を修正。
- Runtimeサイズによってライブラリメニューの構築が一時中止になったあと、”ライブラリメニューの構築”を選択すると不安定になる問題を改善。
■ マテリアルルーム
- ムービーのテクスチャノードでメモリ量が減ってしまう問題を解決。 (Mac OS Xのみ)
■ フェイスルーム
- 「顔の形状」ツールでパラメーターの数値入力位置を修正。(Mac OS Xのみ)
- ジェシーG2フィギュアで頭から首の結合部分を改善。
■ クロスルーム
- 同じ衝突フィギュアで複数のクロスシミュレーションをハンドリングするときに不安定になる問題を改善。
- クロスシミュレーションが長いときにシーンが壊れる問題を解決。
- クロスシミュレーションをキャンセルするときのショートカットキーを修正。EnterではなくEscキーでキャンセル。
- キーボードのショートカットを使ってクロスシミュレーションをキャンセルしたときにシーンが壊れる問題を修正。
- 複数のクロスシミュレーションをハンドリングするときに不安定になる改善。
- クロスシミュレーションをキャンセルした時にすぐに反応するように修正。
- クロスシミュレーションでキャンセルしたときにシーンが壊れる問題を修正。
- アニメーションのシーンの長さとシミュレーション設定の開始フレームと終了フレームのデフォルト値を一致するように修正。
■ セットアップルーム
- セットアップルームでボーンの調整を取り消しをするときに不安定になる問題を改善。
■ コンテンツルーム
- 自動インストールの問題を解決。 (Mac OS Xのみ)
■ アニメーション
- BVHファイルを書き出すときにアニメーションレイヤーにキーフレームを作成しないように修正。
- AVIムービーを作成後に結果を再生できるように修正。(Windows Vistaのみ)
- 一時停止ボタンの動作を修正。
- Flashムービーを作成するときにクラッシュする問題を解決。
- アニメーションレイヤーの選択メニューでレイヤーの順番を正しく表示するように修正。
- IKが有効でアニメーションレイヤーが動作しているときパラメータダイアルで変形することができるように修正。
- 最初のキーフレームよりも前で再生できるように修正。
- アニメーションレイヤーが動作しているときにHDRのIBL設定を適用すると失敗する問題を解決。
- グラフパレットのリサイズ問題を解決。
- 合成メソッドで”追加”になっている時、”全てのレイヤーを統合して適用”が選択できるように修正。
■ トークデザイン
- デフォルトの目の位置を元に戻す時にPoserは最初の値を使用するように修正。
- 瞬きの速度が高いときに不安定になる問題を解決。
- 一度に繰り返し同じサウンドファイルを取り込むとエラーメッセージが表示される問題を解決。
- 空のWAVファイルを取り込むときにクラッシュする問題を解決。
■ 歩行デザイン
- ひねるを調整するときにプレビューのフィギュアが停止する問題を調整。
- 歩行のプレビューが有効のとき、カスタムフィギュアの読み込みをキャンセルするとクラッシュする問題を解決。
- 歩行デザインパレットの"統合"で一部英語になっていた部分を修正。
■ 階層の編集
- 「ペアレントオブジェクト」と「方向を指示」が認識されるように修正。(Mac OS Xのみ)
- 非表示のフィギュアを切り替えてボディパーツを表示出来るように修正。
- ユニバースの表示を切り替えられるように修正。
- 「標準回転順を適用」を修正。
- ボディにジオメトリがなくても「フィギュア」メニューから「フィギュアペアレントの設定」を適用できるように修正。
- 「階層の編集」のちらつきを減少。
■ Python
- ライブラリに新規追加したアイテムのサムネールを正しい場所に保存できるように修正。(Mac OS Xのみ)
- 読み込み/書き出しオプションの設定ができるように修正。
- compressPoserFilesスクリプトの実行が不安定になる問題を改善。(Mac OS Xのみ)
- どのイメージシェーダーノードでもcollectSceneInventoryでテクスチャマップをレポートするように修正。
- 圧縮ファイルのチェックボックスの不具合を改善。
- マテリアルルームのライトスタイル設定で一部機能が表示されない問題を修正。
■ その他
- ネットワークのシリアルチェックを修正。(Mac OS Xのみ)
- ドキュメントウインドウのフルスクリーン切り替えを修正。(Mac OS Xのみ)
- サイトライセンスのシリアル番号を修正。
- カメラが拡大しているときに編集ツールを使いやすくなるように修正。
- 「フィギュア」メニューから「フィギュアの高さ」の取り消しを修正。
- モディファイアキーの追加:Shift-deleteキーでオブジェクトの取り消しが記憶されずにできるように修正。(それ以上は取り消すことができません)
- マウスボタンの割り当てがさらに柔軟になり、階層の編集で切り替えの設定が出来るように修正。
- ライトの複製ができるように修正。
- フィギュアを削除したあと、「編集」メニューの「複製」が無効になるように修正。
- Deleteキーがさらに安定するように修正。
- 「フィギュアを隠す」と「すべてのフィギュアを表示」の取り消しができるように修正。
- UIの環境設定を保存できるように修正。(Mac OS X Pantherのみ)
- パラメータダイアルをAlt-クリックしても編集ツールのショートカットキーが使えるように修正。
- ボディまたは腰が丁度180度回転させたときにオブジェクトが着用されるように修正。
- マグネットを表示するチェックボックスを修正。
- ウインドウの「アニメーション編集」のアニメーションセットタブで”新規”のボタンを押すとダイアログの文字が表示されない問題を修正。
- オブジェクトの「モーフターゲット作成」のダイアログの文字が表示されない問題を修正。
- テキスト入力中、エリアに文字または数値を入力するとクラッシュ (Mac OS 10.3.9のみ)
既知の問題
- Windows VistaでPoser 7は通常問題なく動作します。回避を必要とする問題がいくつかあるかもしれません。詳細はPosr公式ホームページのテクニカルサポートを参照してください。
- 髪のライブラリにヘアーグループと下位層の小道具を保存することを強くお勧めします。髪は頂点から生えており、正しく機能させるためには下位層のオブジェクトが頂点と関連している必要があります。
- ライブラリパレットに髪を保存する場合、ヘアーグループを選択して(もしくは下位層の小道具)から「ライブラリに追加」ボタンをクリックしてください。髪のサブセットを選択するように促されます。「サブセットを選択」ボタンをクリックすると階層が表示され、どのヘアーグループを保存するか選択することが出来ます。ペアレントオブジェクトを保存することを忘れないでください。
- ライブラリに小道具のサブセットを保存する場合、現在選択されたオブジェクトのみモーフターゲットが保持されます。全てのサブセットにモーフターゲットを保存したい場合は、「編集メニューから「環境設定」にある「モーフの対象に外部バイナリを使用」の設定を一時的に無効にしてください。サブセットをライブラリに保存したら、「モーフの対象に外部バイナリを使用」の設定を有効に戻してください。
- ライブラリに小道具を追加:フィギュアにペアレントされたモーフターゲットの小道具を追加する場合、外部バイナリモーフターゲットとしてPoserが設定されていると小道具がモーフターゲットを保持しないことがあります。この問題が生じた場合、「編集」メニューの「環境設定」で一時的に「モーフの対象に外部バイナリを使用」のチェックを外してください。フィギュアにペアレントされたモーフターゲットの小道具をライブラリに追加したら、「モーフの対象に外部バイナリを使用」の設定を有効に戻してください。
- テクスチャの検索:以前のバージョンでは、ファイル名だけで場所を特定していたことがあります。そのため検索のメカニズムが名前のみで探すことになり、最初に一致した名前のテクスチャを表示します。テクスチャを独特の名前にして古いシーンファイルを開くときに間違ったテクスチャを読み込まないようにしてください。Poser7は常に相対または絶対パス(どちらか適した方)でシーンのファイルを保存するように試みます。それに、Poser 7のテクスチャマネージャーは常に読み込んだまたは以前に読み込んだテクスチャのフルパスを表示します。これによりどんなテクスチャファイルの場所でも特定できるようにしています。
- 独立プロセスでレンダリング:場合によっては範囲レンダリングを独立プロセスでレンダリングすると失敗することがあります。この問題が発生した場合、再度お試しいただくか、フルフレームもしくは内部レンダリンをお試しください。
- カラーにあるルートノードの代替拡散チャンネルはドキュメントウインドウでプレビューされません。
- フェイスルームの写真一致機能で写真で頭の回転が選択したアウトラインと一致できない場合、イメージ編集ソフトを使って写真を回転させてからお試しください。
- DivX codecでムービーを作成するときの注意:DivX codecは標準の縦横比(4:3)でのみ使うことができます。
- いくつかの3Dファイル形式には出力サイズに制限があります。3D Studio (.3ds)の場合、65,000ポリゴンから構成されたオブジェクトまで出力できます。Lightwave 5 (.lwo) の場合、シーンの最大サイズが65,000ポリゴンまでです。もし65,000ポリゴンより大きいオブジェクトのLWOファイルを書き出したい場合、LWO2の書き出しオプションを使用してください。
- コンテンツルームで自動インストールの機能を使うとTempファイルがインストールされない場合があります。tempフォルダにあるファイルを削除してディスクの空き容量を節約してください。(Windowsのみ)
- Unsanity's Window Shade Xと互換性がなく、Poserパレットで不要なシェーディング効果が起きる場合があります。この問題が発生した場合、排除したアプリケーションからPoser to Window Shade X'を必ず追加してください。(Mac OS Xのみ)
- データとリソースフォークの両方が含まれるPNGフォーマットのライブラリサムネールが不安定になることがあります。リソースフォークを削除することで問題が解決されます。(Mac OS Xのみ)
一時ファイルの削除
特定のPoserの機能では、一時ファイルで動作します。
このセクションでは、一時ファイルに関するいくつかの詳細を説明します。
poserTemp.* Files-
『新規レンダリングウィンドウ』ボタンをクリックしてそのウインドウにレンダリングされたイメージを表示する場合、Poser 7.0.0はアプリケーションがインストールされた場所の後ろにposerTemp.*という名の0バイトの一時ファイルを作成します。
これは、Poser 7.0.1の場合はおこりません。
必要なければ、そのファイルは削除しても構いません。
■ レンダリングキャッシュファイル
レンダリングされたイメージを保存するため、下記の場所にレンダリングキャッシュのイメージデータを格納します。
Windows:
Documen and Settings/"ユーザ名"/local Settings/Temp/PoserRenderCache
MacOS X:
/Users/"ユーザ名"/Documents/PoserRenderCache
それらのフォルダ内のファイルを削除することで、レンダリングのキャッシュをクリアできます。
操作後、格納されたレンダリング情報は、失われますので注意してください。
COPYRIGHT
Poser 7 and Poser 7 Service Release 1 (c)1991-2007 e Frontier America, Inc. and e frontier, Inc. All rights reserved. e Frontier America Poser 7 とPoser 7 Service Release 1はe Frontier America, Inc.とe frontier, Incの商標もしくは登録商標です。 他の商品名は、各社の商標もしくは登録商標です。この製品内の商標もしくは登録商標は識別目的のみに使用されています。
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