Poser 6 SR1アップデータについて
Poser 6のService Release 1のダウンロードありがとうございます。 このページでは、Service Release
1に関する重要な情報を記述しています。
Poser 6 Service Release 1は、お使いのPoser
6の全バージョンのアップデートを可能とし、当初リリースされたバージョンにおいて発生したいくつかの問題を解決するものです。Service
Release 1をインストール済みのPoser 6上にインストールすることで、Poser 6をより安心してお使い頂けるようになります。e
Frontier Americaは、安定した、豊富な機能を持つソフトウェア・ツールを作成することをお約束します。
内容
- Poser 6 Service Release 1のインストール
- Service Release 1で強化された点および修正されたバグ
- 既知の問題
- 一時ファイルの削除
- COPYRIGHT
Poser 6 Service Release 1のインストール
Service Release 1をインストーラを実行することによって、簡単なプロセスで既存のバージョンのPoser 6を最新版に更新することができます。Service Release 1をインストールする前に正式なPoser 6がお使いのコンピュータにすでにインストールされている必要があります。
注意:
Poser
6の店頭販売版に含まれる一部の内容を修正されている場合、Service Releaseではこれらの修正を上書きできません。またPoser
6のフィギュア、その他を更新することはできません。このような場合e Frontier
Americaは修正された内容をバックアップし、オリジナルCDからPoser
6を再インストールすることをお勧めします。UIを制御するXMLファイルなども上書きされる可能性があります。このようなアプリケーション支援ファイルを一部修正されている場合、Service
Release 1を適用する前にバックアップをとっておく要があります。
Poser
6のコンテンツアップデータをあててない場合は、SR1アップデータに加えてそれをダウンロードしてインストールしてください。
SR1アップデータはコンテンツの更新内容は含んでいません。
Service
Release 1のインストールは非常に簡単です。
『Poser 6-SR1J.exe』(Windows用)または『Poser 6
SR1J』(Mac OS X用)のアイコンをダブルクリックするだけです。
インストーラが、自動的にお使いのコンピュータからPoser
6アプリケーションを探しだし、必要なファイルを最新版に更新します。
インストールフォルダを直接ブラウズしたい場合は起動後『いいえ』を押してください。
このインストーラは、Poser
6日本語版の現在の全バージョンに対応、更新可能です。
弊社ではできる限りインストーラで起動できるアップデータを提供し続ける予定ですが、ユーザのPoserディレクトリの内容は、何だかの原因によって異なる場合があります。そのためアプリケーションのクリーン・インストールにはアップデータを使用するのが“最も安全”です。
Service Release 1で強化された点および修正されたバグ
■ 通常のレンダリング
- レンダリング時のテクスチャのメモリの割り当てを最適化するため、読み込み前に予め分類を行うようになりました。
- レンダリング中に未使用のテクスチャを読み込まないためロジックを改善しました。
- レンダリングの前後のメモリ破損を減少させました。
- タイリングされたイメージマップのレンダリングの問題を解決しました。
- レンダリング中にテクスチャメモリを保存することが可能な場合はイメージ読み込む時のQuickTimeを回避します。
■ FireFlyレンダリングエンジン
- バケツサイズの適応オプションを環境設定に追加しました。
- レイトレーシングの屈折の計算による遅延の改善
- 屈折の品質の改善
- Poser4レンダリングで出力したレンダリングイメージのプレビューを改善
- PoserはDoF焦点距離が0に設定されている場合はそれ以上レンダリングを行わないように変更しました。
■ Poser 4レンダリングエンジン
- Poser 6と初期のPoserの間のライティングの不一致の修正をしました。
- レンダリング時のメモリ破損が原因でおこるテクスチャシェーディングのプレビューをスケッチシェーディングプレビュースタイルにあわせる際の問題を解決しました。
- レンダリング中にクラッシュする原因となるテクスチャの読み込み失敗の問題を解決しました。
- 特定のカメラ位置でおこる不可逆圧縮の問題を解決しました。
- Fire Flyでテクスチャフィルタリングを有効にしてレンダリング後、Poser4エンジンでレンダリングした場合に発生するクラッシュを解決しました。
■ プレビューレンダリングエンジン
- クロスシミュレーション(OpenGLのみ)によるオブジェクトをデフォームによル場合での正確な選択を可能にしました。
- ドキュメントウインドウのボタンの下のグループツールで選択した長方形を拡大するときにおこるクラッシュを解決しました。
- 特定の表示モード(SreeD(Mac OS Xのみ))でマテリアルを選択する場合のクラッシュを解決しました。
- プレビューレンダリングエンジンをSreeD(Mac OS X 10.4"Tiger"のみ)に切り替え時のクラッシュを解決しました。
- エレメント選択(Mac OS XTigerのみ)時のクラッシュを解決しました。
- フェイス、ハンド、ポーズカメラを削除すると次のフィギュアに移るようになりました。
- 拡大・縮小されたパーツを操作する際にダイレクト操作ツールを正しく表示します。
- 『衝突の表示』がワイヤーフレームあるいはワイヤフレーム(隠線消去)の表示モードで表示する場合に作動します。
- 衝突の発見が最後のポーズに戻る場合の問題を解決しました。
- ポイントライトをよりファイナルレンダリングした結果に近い状態で表示できるようにしました。(Open GLのみ。ただし、Open GLとPoserではライトの密度の減少に異なるモデルを使用しているので完璧なわけではありません。)
■ ファイル入出力
- 初期設定ファイルで開いた最新のPZ3/PZZをフォルダに保存できます。
- ダイナミックなキャッシュ・ファイルは、大きなオブジェクトにさえ互換性を持つクロスプラットホームします。
- 終了時にアプリケーションが変更したシーンを保存する指示を出さなかったケースを解決しました。
- レンダリング・キャッシュ・ファイルは、もう誤って削除されることはありません。
- 最初に現在のランタイムでジオメトリファイルを見つける検索パスのソートの順番を改善しました。 /li>テクスチャ検索時の自動ファイル名変換について改善しました。
- サイズの大きな3DSモデルのインポート後もメニューが使えるようになりました。
- サイズの大きなLW5モデルを読み込んでもメニューが使えるようになりました。
- 書き込みによってBVHファイル内への小道具の規制がされなくなりました。
- サイズの大きなシーンを他のシーンにインポートする時のクラッシュを解決しました。
■ 外部バイナリのモーフターゲット
- PMDからモーフを読み込む際に必要なメモリを減らしました。
- 同じシーン中の一つ以上のフィギュア/オブジェクトがPMDファイルを使っている場合、メモリ中のモーフ・ターゲットをシェアできるようになりました。
- バイナリモーフターゲットはライブラリに適合するクロスをフィギュアセットに加えるときにサポートされています。
- 特定のシーンを保存する際に起きていたデータ破損を解決しました。
- バイナリモーフターゲット読み込みの問題を解決しました。
- 小道具を保存する際のデータ破損をさけるために外部のバイナリモーフターゲットの安定性を強化しました。
- バイナリモーフターゲットがディスク容量(Mac OS Xのみ)を浪費する問題を解決しました。
■ ライブラリ
- より効果的にスペースを使えるように、標準値を超えた重さのサムネイルのハンドリングを改善しました。
- シーンにアイテムを加える場合の『読み込み中』のメッセージを表示するようになりました。
- トップに『セット名』ダイアログを設置しました。
- IBL ライトセット(Mac OS Xのみ)を切替えるときのクラッシュを解決しました。
- 巨大なサブフォルダをもつ"runtime"フォルダのメニューがポップアップしなくなりました。(Mac OS Xのみ)
■ アニメーション
- アニメーションパレットの反応と性能が改善されました。
- 現在複数のフィギュアにわたるキーフレームをペーストできるようになりました。
■ 歩行デザイン
- 不必要なテクスチャ検索を避けることによって歩行デザインの起動時間が改善されました。
- 歩行パスにフィギュアを残す原因となる最終フレームの変更という歩行デザインの問題を解決しました。
- 歩行パスは、もう余計な線を表示しません。
■ マテリアルルーム
- シンプルマテリアル表示でのバンプの強度のテキスト入力の問題を解決しました。
- 両面ポリゴン上でシェードの不可逆圧縮を減らすためのPoserの表面ノード上に通常のオプションを加えました。
- ワイヤフレーム(隠線消去)、ワイヤーフレーム、輪郭やシルエット表示モードのためにマテリアルを選ぶことが可能になりました。
- ライブラリから加えられたイメージベースライティングでライトを設定する際にマテリアルパレットが更新できるようになりました。
■ フェイスルーム
- ジェシー用の民族的なテクスチャデータベース上の問題を修正しました。
- ジェームズの混合されたテクスチャーの透明マップを更新しました。
- 相互的なフェイスを作成するために「取り消し」を可能にしました。
■ ヘアールーム
- 髪の選択ツールの精度を改善しました。
- 髪シュミレーションの最後のフレームを保存したファイルから適切に読み込むことができるようになりました。
- ダイナミックヘアーの陰影カラーが、読込み時に黒に設定される問題を解決しました。(Mac OS Xのみ)
■ クロスルーム
- 複数のフィギュアの中で同じ名前の2人のアクターを布化できるようになりました。
- クロスシュミレーションの失敗からの回復がより速くなりました。
- クロスシュミレーションのフレーム番号や計算時間が進行バーで表示できるようになりました。
- 名前のない布化された小道具を読み込む時の問題を解決しました。
- クロスシュミレーション表示の精度がより高くなりました。(Mac OS Xのみ)
- マルチシュミレーションでシーンを読込み後のクロスシュミレーション表示を解決しました。
- 『衝突を無視する』という適切な警告に従ってください。(Mac OS Xのみ)
- ESCキーを押すとプログレスバーダイアログが閉じられクロスシュミレーションを続ける事はできません。
■ Python
- Pythonインターフェースは、メインのレンダリング・イメージリスト上で選ばれるレンダリング・イメージを保存するために調整されています。ユーザが選択を変えない限り、これが最後のレンダリング・イメージになります。
- ユーティリティFuncsのセクションをスクリプトするためにCollect Scene Inventoryを加えました。このスクリプトはPoser 6のリファレンス・マニュアルのEULA(使用許諾契約)に従って使用してください。
- 小道具の操作を行うCenterOfMassを削除する際のクラッシュを解決しました。
- スクリプトが互いにいくつかのモーダルダイアログを開こうとした場合のクラッシュの問題を解決しました。(Mac OS Xのみ)
■ モーフツール
- シーンの保存をした後でもモーフツールが使えるようになりました。
■ その他
- 適合するフィギュアを削除した後のメモリの破損の問題を解決しました。
- ドキュメントウインドウの上部のレンダリングタブ:スクロール・ハンドアイコンを一度クリックして表示タブに戻ってしまう問題を改善しました。
- メインメニューバーを常にアクティブにしました。
- メインメニューのショートカット(例えば、ファイルメニューにはALT-F)はドキュメントウインドウ、パラメータ、プロパティ、ライブラリ、Python、ジョイントエディタ、歩行デザインそしてマテリアルパレット上で適切に作動します。
- 保存したドキュメントに戻る際にパレットの状態を保持できるように改善しました。
- 階層エディタのテキストフィールドで数字以外も受け付けるようになりました。
- ライブラリや歩行デザイン、パラメータパレットでのマウスのドラッグによる操作を改善しました。(Mac OS Xのみ)
- QuickTimeムービーの再生によって起こる階層エディタのリサイズ・ハンドルの消失の問題を修正しました。(Mac OS Xのみ)
- Poserカラー・ピッカーのシステム・カラーピッカー・ボタンを改善しました。
- 常にドキュメントウインドウが画面上に表示されるようになりました。
既知の問題
- パーツを小道具にペアレント設定をした後、階層編集のユニバース・ノードにドラッグ&ドロップ毎に再びペアレント設定することはできません。その代わりにオブジェクト->ペアレント設定を使ってください。
- 小道具のサブセットをライブラリに保存する場合、現在、選択されているオブジェクトのモーフターゲット飲み保持されます。サブセット全てのメンバー上でモーフターゲットを保存するためには一時的に“外部バイナリモーフターゲットを使用する”のチェックをはずしてください。サブセットがライブラリに保存されたら、“外部のバイナリモーフターゲットを使用する”のチェックが元に戻ります。
- DivXコーデックでムービーを製作するときの注意:DivX codec は標準の縦横比(4:3)でのみ使うことができます。
- いくつかの3Dファイル形式は、出力サイズに規制があります。3D スタジオ(.3ds)では、オブジェクトは65,000ポリゴンしか使用することができません。 Lightwave 5(.lwo)でのシーンの最大サイズは、65,000ポリゴンです。
- 多数のサブフォルダをもつ選択されたランタイム・フォルダを使ってアプリケーションを閉じた後は、Poserがゆっくりと起動する可能性があります。もしこの場合にあてはまる場合は、ランタイムフォルダをより細かく分類してください。(詳細はPoser 6 リファレンス・マニュアルの87ページをご参照ください。)また、Poserを閉じる前にランタイムフォルダを空にするかあるいは、より小さいフォルダを選択するという方法もあります。
- ある状況下では、スクリーンセーバーやスリープモードによってレンダリングが終了する前に中断された時、不可逆圧縮がレンダリングされたイメージに現れることがあります。もしレンダリングがデスクトップに戻る前に終了されていれば、それは起こりません。ただし、スクリーンセーバーやスリープモードはレンダリングする前は使用しないよう設定するするを推奨します。(Mac OS Xのみ)
- OpenGL表示を使うと場合、背景イメージが正確に表示されない場合があります。(Mac OS Xのみ)。背景イメージを常に表示させるには、SreeDを使用してください。
注:
FireFly、Poser 4、SketchまたはSreeDレンダリングなど特定のレンダリング出力ではこの状態に影響されません。(Mac OS X Tigerのみ)
一時ファイルの削除
特定のPoserの機能では、一時ファイルで動作します。
このセクションでは、一時ファイルに関するいくつかの詳細を説明します。
poserTemp.*
Files-
『新規レンダリングウィンドウ』ボタンをクリックしてそのウインドウにレンダリングされたイメージを表示する場合、Poser
6.0.0はアプリケーションがインストールされた場所の後ろにposerTemp.*という名の0バイトの一時ファイルを作成します。
これは、Poser
6.0.1の場合はおこりません。
必要なければ、そのファイルは削除しても構いません。
■ レンダリングキャッシュファイル
レンダリングされたイメージを保存するため、下記の場所にレンダリングキャッシュのイメージデータを格納します。
Windows:
Documen
and Settings/"ユーザ名"/local Settings/Temp/PoserRenderCache
MacOS
X:
/Users/"ユーザ名"/Documents/PoserRenderCache
それらのフォルダ内のファイルを削除することで、レンダリングのキャッシュをクリアできます。
操作後、格納されたレンダリング情報は、失われますので注意してください。
COPYRIGHT
Poser 6 and Poser 6 Service Release 1 ゥ1991-2005 e Frontier America, Inc. and e frontier, Inc. All rights reserved. e Frontier America Poser 6 とPoser 6 Service Release 1はe Frontier America, Inc.とe frontier, Incの商標もしくは登録商標です。 他の商品名は、各社の商標もしくは登録商標です。この製品内の商標もしくは登録商標は識別目的のみに使用されています。
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