グラフィック製品ニュース
2010.12.20
クリスマスだ!3DCGソフトで挑戦してみよう!
今回はもうすぐクリスマスということで、いろいろなソフトを使ってクリスマスにちなんだ画像や動画を作ってみました。
Shade 12 で頑張ってクリスマスツリーをいちから作ってみた
モデリングができるShade 12 を使うなら、やっぱり自分で作らなくては。そんなわけで、苦手なモデリングに挑戦して、頑張ってクリスマスツリーをいちから作ってみました。簡単な形の組み合わせですが、それっぽくなったかなぁと自分では思っていたり、いなかったり. orz...
材料
作り方

- 木の輪郭を描いて、回転体を作ります。
- コピーをつくってサイズを調整しながら重ねていきます。
- 木の幹にあたる円柱を作ります。
- 鈴の輪郭を描いて、回転体を作ります。
- コピーして鈴を増殖させていきます。
- 星型を描いて掃引体を作り、円柱とあわせて、てっぺんの飾りを作ります。
- それぞれに質感を設定します。
- 背景を設定して、レンダリングして、できあがり!
ユーザーの皆さんが作っている素晴らしい作品と比べると恥ずかしい限りですが、頑張ってみました。手で描く絵はへたっぴでも、3DCG ツールを使うとちゃんと絵になるって、ちょっと感動ですよね。
制作工程の動画再生
YouTube - Shade 12 を使ってクリスマスツリーを作ってみました
http://www.youtube.com/watch?v=yOyePQyY5ys
Poser 8 でにあ☆みぃに Mrs. Claus の衣装を着せてみた

Poser のかわいいキャラクター「にあ☆みぃ」にクリスマスっぽい衣装を着せてみました。「にあ☆
みぃ」は元々かわいいので何を着せても似合いますね。
では、材料と作り方です。
材料
- Poser 8(Poser 7 以降)
- Poser フィギュア「にあ☆みぃ」
- Mrs. Claus for NearMe (通常価格 $14.99, 作者 karanta, 販売者 karanta)
作り方
- Poser 8 を起動して、初期フィギュアが出ていたら削除して、にあ☆みぃをシーンに追加します。
- ポーズを設定したり、衣装を着せたりします。今回は、ツインテールに帽子をかぶせたので、髪(特にA1, A2)を小さくしたり、帽子を大きくしたりしています。
- 照明を設定します。今回は、Poser 8 付属の「スタジオ_ソフト左」を使っています。
- レンダリングオプションを適当に設定して、レンダリングします。
- レンダリングした画像を保存して、おしまい。クリスマスカードなどに使うときは、背景を透明にするためにPNG などのフォーマットで保存します。
今回使った衣装のMrs. Claus というのは、複数の創作に出てくるサンタクロースの奥様です。Poser 開発元が運営するコンテンツストアContent Paradise には、ほかのフィギュア向けのクリスマス用ドレスやG2 女性フィギュア用Mrs. Claus 衣装もあります。
iClone4 でクリスマスツリーをキラキラさせてみた

アニメーションが得意なiClone では、クリスマスツリーのまわりを 光がキラキラしながら動く動画 を作ってみました。iClone は最初からいろんなコンテンツが使えるのでとても楽しいですね。
材料
- iClone4
- 3DXchange4
- クリスマスツリー
作り方
- 3DXchange を起動して、「G」ボタンをクリックして Google 3D ギャラリーが開いたら、「Christmas tree」と入力してクリスマスツリーを検索し、好みのものを選んでダウンロードします。
- DXchange にクリスマスツリーが読み込まれたら、必要に応じてテクスチャなどを調整して、iClone 用にエクスポートします。
- iClone で、ステージ > 3D シーンから「凍結地」を選択します。
- 先ほどエクスポートしたクリスマスツリーを、好きな場所に置きます。
- アニメーション > パス > モーションパスの「らせん03」を選んで、クリスマスツリーにかぶせるように設置します。
- セット > パーティクル > テンプレート > 多種多様 から「閃光01」を追加します。
- このパーティクルがパスに沿って動くように、らせんのパスを選択して、パス上の位置を設定します。
- プレビューしながら、パーティクルのアニメーションを調整します。
今回の作例で使用したクリスマスツリーは、KatieCute さんの「christmas tree」です。今回は、3DXchange に読み込んだときに、てっぺんの星や黄色の飾りが光るようにテクスチャを調整しました。赤色の飾りは何も変更していません。
3DXchange4 を使えば、ほかの3D アプリケーションで作ったオブジェクトをiClone4 用に変換できます。Google 3D Warehouse(Google 3D ギャラリー)のコンテンツにも直接アクセスできますよ。
完成動画再生
YouTube - iCloneでクリスマスツリーを作ってみました
http://www.youtube.com/watch?v=9_2uJEYWmKo