グラフィック製品ニュース
2010.10.01 【Shade次期バージョン速報】
モデラーの抜本的な刷新
現在開発中のShadeでは、モデラーも大幅に刷新しています。
まず、長く待ち望まれていた、プリミティブ形状のモデリング機能を搭載しました。プリミティブ形状を作成する際に数値指定も可能になり、正確なスケールで形状を作成することが容易になりました。
また、ブーリアンモデリング、ミラーリング、マグネットツールなど、今までに搭載していた機能も、さらに使える機能に生まれ変わりました。
マグネットツールは頂点をドラッグするだけ、ミラーリングは原点を指定するだけ、ブーリアンモデリングは対象となる形状を指定するだけで実行できるようになり、モデリングの生産性が大幅に向上しています。
ポリゴンメッシュのデータ構造も大幅に変更しました。複数のUVマップを任意に追加することが可能になり、一つのポリゴンメッシュに異なる表面材質を適用できるフェイスグループも搭載。先に紹介しているノーマル(法線)マッピングやディスプレイスメントマッピングなどの機能向上と併せて使うことで単一のポリゴンメッシュでの表現力が大幅に向上することでしょう。
次期Shadeは、過去に例を見ないほどのモデリング機能向上と他社3DCGソフトと互換性の高い標準的なポリゴンメッシュ構造のサポートを行うことによって、Shadeでのモデリング体験を大幅に前進させるバージョンとなります。